炭・活性炭
今回は食品そのもの・食べられるものではありません。 活性炭のお話。炭には浄化作用があるなんてよく耳にしますね。 決しておまじないのたぐいじゃないですよ。 炭には(どんな気の済というわけではないのでしょうが)目に見えないほど小さな穴(孔)が開いています。 この孔は分子を取り込めるほど小さい穴なので測定器などを解しないと目指することはできません。 この孔に汚れや、臭いの分子を(当然他のものも一緒に)取り込みます。 そうすると、汚れや匂いが消えるという仕組みなのです。 化学合成を行う際でも活性炭処理で細かな汚れを物理的に除去を行います。 また、食品の面では日本酒の色抜きにも使われていたはずですね。 冷蔵庫の臭い取りもこれと同じ原理が使用されています。 今はどうなっているかわかりませんが、リビングに消臭剤として備長炭一本を置いておく なんてことをしてもいましたねぇ。 燃料としても古来より、日本だけでなく世界中で使われている炭です。 超有料の素材ですが、いかんせん原材は「木」ですからエコの現代からすれば あまりほめられた燃料ではないようですが、こういった側面があると覚えておけば 利用する機会は増えていくのではないでしょうか。
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