アスパルテーム
公開日: 2014年8月19日火曜日 甘味料
今日は甘味料のお話です。大概のというかほとんどの0カロリー飲料にはこれが入っていることと思います。 え?そんなもん成分表に書いていない? そうですね、では表記の方法を変えましょう。 L-フェニルアラニン化合物というのが記載されていませんか? それがこいつの正体です。
化学屋的に申し上げればフェニルアラニンメチルエステルとアスパラギン酸からなるジペプチドです。 一つ誤解しないでいただきたいのですが、この物質はカロリーがないのではありません。 砂糖などと比べて非常に甘味が強い(舌で検知しやすい)ので、極々少量添加すればいいため 非常にカロリーが少なくて住むという理屈なのです。したがって恐ろしい量を摂取すれば 肥満の原因にもなりえます。(まぁそんなことになるわけはないのですが…) またこの化合物の構造をなすフェニルアラニンはまれにフェニルアラニン尿症という病を羅患している方には 毒として働く故、アスパルテームにもその危険が内在しているとも言われます。 健常者にはリスクには成り得ないそうですが、そういう事象もあるそうです。 何でもそうですが、摂取のし過ぎというのは人間の体にいいことは引き起こさないのでお気を付けあれ。
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